戦闘糧食1型 牛肉味付け 牛肉野菜煮 白飯

今回食べるのは自衛隊で昔支給されていた通称「かんめし」こと戦闘糧食1型だ。2型ではレトルトだが1型は缶詰となっている。今回食べることができたのは白飯の缶と牛肉野菜煮と牛肉の缶だ。おかずが牛肉の缶2個とで被ってしまっているが本来はどちらか1缶だけ支給されるものと思われる。今回はこの2つが一緒に入手したので一緒に食べてみる事とする。

食べる前に沸騰したお湯で温めるとの記載があるためお湯で湯煎する。実際は湯煎後に携帯して冷たくなったものを食べることが多かったと聞く。冷たいごはんは固く箸が折れるなんてこともよくあったそうな。

最近の市販の缶詰のような引っ張る部分はついていないため缶切りでゆっくり開封していく。これが結構固いので一苦労だ。現場で疲れてる中ではあんまりやりたくない作業だ。その分2型のレトルトは軽く封を切るだけなので非常に楽と思われる。

湯煎後に缶を開封するとこんな感じ。温まった状態なので自分には結構おいしく見えた。牛肉の缶からいい匂いがしている。

まずはご飯から。少しぱさついているが思ったほどではなかった。個人的には普通においしいと思えた。

牛肉の野菜煮である。肉の感触は普通の市販の缶詰のものとそんな変わらなく感じた。ごく普通のパサパサっとした食べ応えである。汁が結構濃く感じた。

同じく野菜だがコリコリとした食感でごく普通である。おそらくお皿に盛って出されたら市販のものとの違いは分からないだろう。

問題なく完食することができた。どれも普通においしく食べることができた。牛肉の缶詰は少し味付けが濃かったが自衛隊員にはこれくらいでちょうどいいのかと思う。また食べたいと思える缶詰だったので機会があれば手に入れたいと思う。