MRE 定番の米軍の戦闘糧食

今回は1500円ほどで売られていた米軍の戦闘糧食MREを食べてみる。メニューNo5のチキンのトマト煮とチーズだ。これが米軍のMREパッケージ全体。ビニールの厚い袋に入っている。

袋の上部を開くとたくさんの内容物が見える。レトルトのご飯とおかずだけの自衛隊のものと違ってたくさんの物が詰められている。

MREの内容品すべてを並べてみた。これで一色なのだから自衛隊の糧食単体よりは豪華である。メインディッシュとは別にチョコレートとエネルギーバー、ガムに塩や砂糖にウェットティッシュなどの小物も付属している。

小物セットの中身。左からガム、マッチ、ウェットティッシュ、コーヒー用の粉末クリーム、塩、インスタントコーヒー、砂糖、トイレットペーパーとなっている。

トイレットペーパーが付属している。自衛隊の糧食にはないものだ。

水を入れると化学反応で沸騰するヒーターを使ってレトルトを温める。水を入れたところ問題なくあったまりすぐに湯気が出てきた。

糧食の全体図。左上からエネルギーバー、チョコレート、クランベリー、トマトとチキン煮、クラッカー、チーズペースト、インスタントコーヒー、ガム2個。

チョコとインスタントコーヒーは普通の味。市販品と同じものなので当然かもしれない。このチョコは暑い環境下でも溶けにくいという利点がある。

クランベリーは見た目ほどねっとりしていなく少しサクッとしている。自分はあまり食べないのでわからないが味は普通と思われる。ただ好き嫌いが分かれそうな気がする。

メインディッシュはおいしい、チキンもしっかり入っていて歯ごたえがある。このセットの中で一番おいしいのは間違いなくこれだろう。

クラッカーとチーズペーストはチーズの甘さのある少し辛い味、量はたっぷりある。

エネルギーバーは砂糖を固めたような食感、味は薄い。お世辞にもおいしいとは言い難い。砂糖をそのまま固めたような触感なのでざくざくと食べる。

まとめ
メインディッシュはおいしいが、それ以外は日本人にはあまり馴染みのないせいもあるせいかおいしいとは言えない。チョコやコーヒーは普通であるが、クランベリーは好き嫌いが分かれるだろう。クラッカーは普通にサクサクしているが味付けのチーズを気に入るかは人それぞれだろう。ただ間違っても自衛隊の糧食よりおいしいと言う人はいないだろう。